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まきこんのこの頃

まきこんのこの頃

物を大切にする心

 些細なことなんだけれど、最近子供のくつ下がすぐにだめになることが気になる。
大量生産で、ものがしっかりしていない、子供のはき方が雑ですぐにだめになる。
色々な理由があると思う。子供が幼い頃は、ちゃんと縫い直してはかせていたが、最近は
捨ててしまっている。
 安い靴下が沢山あるということもあるが、縫い直してはけるほど生地が厚くないからだ。

 いいもの、大切なものが減りつつあると思う。
 子供のお友達のお母さんが「今の子には、宝物がないよね」といっていたが、本当だと思う。
豊かで物があふれているが、本当に大切なものが見つからない。

 くつ下の件だが、物は何でも捨ててしまっていいかというを考える。
 私は基本的に、タオル一枚でも雑巾にしてまで使いたい。というみみっちい人間だ。
あるものは最後まで命の限り使いたいと思っている。
 でも、そうそういってもいられない。
 節約生活で一躍有名になった山崎えり子さんは、毎週ゴミがビニール袋1つほどですむらしい。
シンプルをめざした結果、体にも精神的にもよくなったと言っていた。このことも確かだと思う。

 昨年の暮れに、親にいい加減ものを溜め込むのはやめなさいといわれた。
 物を捨てられない私は、家の中にたくさんの物がある。物がありふれると必然的に
家がすっきりみえない。それがきれい好きな人間には、耐えられないらしい。
 そこで、私は心を鬼にして物を捨てた。
 物を捨てることで心が痛んで、しばらくは鬱々としてしまった。で、物が捨てられないから、物を買わないほうが
いいというのが結論づけた。

 物は、気がついたら増えている。これも百円均一などのおかげなのだろう。
物を大切にする心を子供に教えていかなくてはならないし、私も必要以上に物は捨てたくない。
 
 買いたい、でも物は増やしたくない。そのバランスが難しい。
飽和状態になった日本、これからどうなるのだろう?
 


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